2012年 02月 27日
いつも嵐山の近くに住む友人が「初釜」を開いてくれたのですが、昨年の人事異動で職場が変わり会社挙げ てのイベント応援で1月は開けないことに。その代わり別の茶友が長らく修理出来ずに持っていた「ひな祭り のお膳」を、漆塗りの稽古始めたご亭主が修復、半世紀ぶりどころでない茶会の席に登場「雛の茶」です。 「饅頭食う会」も休み続いて1年近くになります、毎日忙しい仕事続く働く盛り、お母様と2人で料亭も裸足の懐 石膳でひな祭りにお招き、盆と正月が一緒に来た有り難いいちにちでした。 畳の目に比べて大きさおわかり戴けますか、お茶碗にはせいぜい3口分ほどのご飯。 煮物椀も添っていました。 ひな祭りらしい主菓子、凝ったお菓子です。小豆餡も漉し餡と粒餡があります。古くから栄えた京都は菓子も 料理素材も店自慢の品が揃って居ます。 菓子器は菱形ひな祭りですね~。漉し餡 粒餡 おとなりさん 雛の道具は小さくて盛りが少ないため懐石途中で中断、席改めて椅子席にして戴き、料理とお菓子ご亭主と お母様もご一緒にお喋りも弾みました。後段というにしてはくつろぎ過ぎですが、数寄者の集まりとおゆるしを。 精力的に活動のご亭主に加え、連客のみなさまとても趣味豊、お菓子、茶杓削りなどの話に時の経つのを忘 れるひとときでした。
by nk-yoshi
| 2012-02-27 06:47
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